セブでは、ひそかにラーメンがブームになっているらしいです。
しかも、豚骨…
今回は、セブ島マンダウエ市というところにある優勝軒というラーメン屋さんに行ってきました。
驚くことに、店内はフィリピン人だらけ。
フィリピン人もラーメンが好きなんですね。
お勧めメニューは豚骨醤油ラーメンのようです。
確かにおいしいです。400ペソ前後と、それほど安いものではないですが、
多くのフィリピン人がこのラーメン屋に来ていることに驚きです。
ちなみに、私は冷やし中華そばを食べてみました。これも美味しかったです。
セブに長く住んでいると、日本食のおいしさを痛感します。これは日本に住んでいると感じないことですね。
私の隣に、フィリピン人のおじさんが座っていました。そのおじさんは、つけ麺を注文していたようです。
そして、
つけ麺がおじさんのテーブルに置かれました。
一瞬、動きが止まるおじさん…
おそらく、このおじさんの注文したものが自分が想像していたものと大きく違ったのでしょう。
おじさんはこういうものがサーブされるのだと思っていたのに違いありません。
しかし、目の前にあるのは、これ。
おじさんはこう思いました。
「どうやって食べるの。これ?」
そして、おもむろに、箸で麺をつかみ、そのまま麺のみを口へ。
「あれ? 何かが違う…」
おじさんは考えました。ここで店員に食べ方を聞くのは自分のプライドが許さない…と…。
考えながら、テーブルをきょろきょろ、そこに…ヒントを発見!!
つけ麺のお皿の下に敷かれている紙のテーブルクロスに、ヒントが書いてあったようです。
おじさんはスープに麺をつけて、麺をすすりました。
「こ、これだ…」
おじさんは、無事つけ麺を食べることができました。
その光景が、これ(↓)
誰にも聞かず、自分で食べ方のヒントを見つけ、つけ麺を完食したこのフィリピン人のおじさんに拍手を送りたいと思います。