よみがえる青春 ミスターの場合 最終回

投稿日:2009年8月12日(水)

よみがえる青春・・・
ホテルに到着したミスター・・・
日本人スタッフと別れ、おねえちゃんとホテルの部屋に入る・・・
気合い十分のミスター・・
おねえちゃんは、ベットに座り、自分の携帯をいじくっている。
そのおねえちゃんにミスターが襲いかかった!!!
うぉりゃー!!!
朝・・・
目が覚めたミスター・・・
目を覚ました時は、自分がどこにいるのかわからなかった。
キョロキョロと周りをみわたす・・・
ランニングシャツにステテコ姿のミスター・・・
何故か両手には、トイレットペーパーと歯ブラシを握りしめていた。
おねえちゃんは、すでに帰ったようだ・・・
時計を見る。
7時30分・・・
慌てて着替えるミスター・・・
実は、ホテルに向かう車内で、おねえちゃんとマクタンのビーチに行く約束をしていたのだ。
それだけは、しっかり記憶に残っていた。
ものすごい勢いで着替えを済ませ、ホテルの前にいたタクシーに乗り込む。
そして、運転手に行き先を告げた。
「エアポート」
「はぁ?」
「だから、エアポート」
ミスターの「エアポート」という英単語、タクシーの運転手に理解されなかったようだ。
どのような発音でしゃベったのだろうか・・・
何とか空港にたどり着いたミスター・・・
時刻は、8時45分。おねえちゃんとの待ち合わせは、9時に空港ということになっていた。
何故空港なのだろうか・・・。
そう・・・ミスターはセブの地理もなにもわからない・・・
マクタンで待ち合わせをすることになり、マクタンで知っている唯一の地名・・・それが空港だったのだ。
お姉ちゃんを待つミスター・・・
9時が過ぎた・・・
まだ、おねえちゃんは来ない・・・
10時が過ぎた・・・
まだ、おねえちゃんは来ない・・・
11時・・・
まだ来ない・・・
12時・・・
まだ来ない・・・
ミスター・・・ここでようやくおねえちゃんの携帯に電話をした。
ちゃっかり、おねえちゃんの携帯のナンバーを昨夜入手していたミスター・・・
何度かけてもつながらない・・・
そして、結局ミスターは、おねえちゃんとのデートをあきらめ、ホテルに帰ることにした。
再びタクシーに乗る。
このときミスター・・・ 自分の宿泊しているホテルの名前がわからなかった。
ミスターは、思い出した。ホテルの近くにはショッピングモールがあった。
そのショッピングモールの名前は・・・
そうだ。AYALAだ。
そして、ミスターは、タクシーの運転手に行き先を告る。
「AYALA・・・」
「はぁ?」
翌日、この日、ミスターは日本に帰る。
会社であいさつを済ませ、そのまま日本人スタッフの運転する車で空港へ向かった。
車の窓からみえる景色を眺めながらミスターはリベンジを誓っていた。
そして、ミスターは日本へ帰って行った。
終わり

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