フィリピンリピーターへの道 ⑧

投稿日:2013年11月2日(土)

フィリピンリピーターへの道・・・
フィリピンの空港で見かけるに日本人中高年男性。
彼らのほとんどがフィリピンリピーターである。
フィリピンリピーターのフィリピン旅行は、日本の家からすでに始まっているのである。
フィリピンに出発する前日などは、ウキウキものなのである。
日本の空港でのリピーターは、どのようにしているのであろうか。
一人でフィリピンに行くフィリピンリピーターは、非常に冷静で静かである。
搭乗口付近で静かに一人で本を読んでいる。
周りには、これからのフィリピン旅行を楽しみにしている旅行者がおり、
ガイドブックなどを見ながらフィリピン滞在中の計画を立てているのである。
そんな光景を本を読みながら、フィリピンリピーターをチラ見をし、
「まだまだ甘いな・・・」
っと勝手に思っているのである。
実はリピーター、周りから自分がどう見られているのか気になっていたりするのである。
例えば、若い女の子2人が、ガイドブックを見ながら、
滞在中どう過ごそうか迷っている姿を見ると、
リピーターの余計な親切行動が出るのである。
下記、若い女性2名とリピーターの会話記録である。
リピ:「フィリピン初めてなの?」
※タメ口が基本らしい。
若女:「はい。初めてです。」
リピ:「ガイドブックで、いろいろ何やるのか決めてるんだね。」
若女:「はい。セブはやっぱり海ですかね。」
リピ:「そうだね。海きれいだからね。アイランドホッピングとか面白いよ。」
※少しずつ、自分の知っている分野に、話を持っていくことが基本らしい。
若女:「そうなんですか。セブには何回も言っているんですか?」
リピ:「向こうにフィリピン人の知り合いがいるんだよ。島に安く行ける様に
    友達に頼んであげようか。」
※自分にはフィリピン人の知り合いがいることを相手に知らせることは基本らしい。
若女:「本当ですか。お願いしようかなぁ。」
リピ:「いいよ。頼んであげるよ。」
ここで飛行機搭乗開始の案内が流れる。
リピ:「じゃあ、向こうに付いたらちょっと話そうよ。」
こうして、リピーターは自分がフィリピン通であることを、日本人旅行者にアピールし
満足するのである。
そして、セブに到着すると、リピーターは早々と入国審査を受けるのではなく、
最後のほうに飛行機をおり、かったるそうな態度をとりながら入国審査に向かうのである。
かったるそうな態度をとる理由は、
「俺はベテランなんだ。お前らと違って緊張なんかしてねーんだよ、急ぐ必要もねーんだよ。」
・・・というのを態度で周りにアピールするのである。
セブ到着後に話す予定だった女の子は、さっさと出迎えたガイドとともにホテルに行ってしまう。
リピーターは、フィリピン通をアピールすることに満足して、
女の子達の宿泊先などの連絡先を聞き忘れるのである。
リピーターにとって、旅行者に話しかけることは、
フィリピン通であることのアピールのみであって、
旅行者へのアドバイスなどはどうでもいいのである。
そして、リピーターは、殿様気分になって、税関などすべて終え、
ゲートを出ると、まず一服するのである。
リピーターの到着後最初の一服は、基本中の基本である。
吸わないといけないのである。
そして、リピーターの手には、日本の免税店で買ったタバコ2カートンの入ったビニール袋がぶら下がっているのである。
上記の行動をとるリピーターは、まだまだ初級である。
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