フィリピン人の恋 第3話 ⑨

投稿日:2009年7月21日(火)

フィリピン人の恋・・・・
Yの携帯メッセージを呼んで、変な胸騒ぎを感じたK・・・
急いで、自分の部屋に帰った。
Kが、部屋に着いたときは、すでにYはいなくなっていた。
何故、Yはいなくなったのか・・・
Kは、そのときYとの約束を思い出す・・・
Yとの約束・・・・
それは・・・
「バーで働いてもいいけど、客がバーから連れ出そうとしても決してOKしないこと。」
Kは勘違いをしていた。
客と寝なければ問題ないと思っていたのだ。
その勘違いに気づき、大泣きするK・・・
Kは、Yの携帯にメッセージを送り続ける。
お願いだから、帰ってきて・・・・・・・
しかし、Yからの返信は、来ることがなかった。
その夜、Kはずっと朝まで泣いていた。
朝、Kは、Yに会いたいがためにYの勤務先へ向かう。
Yにどうしても会いたかったのだ。
しかし、KはYに会うことができなかった。
Yは、欠勤しているらしい。
Kは、バーの仕事を、この日辞めた。
1日中、KはYを探し続けた。
しかし、Yに会うことはできなかった。
Kは、毎日Yの勤務先に行き、Yを探した。
一週間くらい、Kは同じことを繰り返した。
Yの勤務先へ行き、Yを探すのだ。
このKの姿を見て、ある女性がKに声をかけてきた。
「Yさんを探してるの?」
この女性は、Yの会社の同僚だった。
「Yはどこに今いるんですか?私は、今すぐ彼に会いたいんです。」
その女性は言う・・・
「Yさんは、もうセブにいないよ。昨日仕事でマニラに行ったから・・・」
Kはショックを受ける。
「いつセブに戻ってくるのでしょうか?」
「帰ってくるかどうかわからない。Yさん・・・セブにいたくないって言ってたから・・・」
Kは、その場で泣き崩れてしまう・・・。
続く

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