あるフィリピーナの過去 第5話 ②

投稿日:2011年4月13日(水)

Kと青年の間に、間違いが起こるのは、時間の問題であった・・・。
青年は、Kには正式に結婚はしていないが、旦那がいることは知っていた。
青年とKが知り合って1ヶ月がたったある日・・・
青年がKに、恋人になってほしいと申し出てきた。
青年にとってはKに旦那がいようがいまいが、関係なかった。
Kは青年からの告白を受けたとき、青年に飛びついた。
Kはうれしかったのである。
この時、旦那のWのことは、Kの頭の中には無かったのである。
Kの妹は、青年とKが付き合いだしたことに対し、いい感情を持っていなかった。
妹は、Wのことを心配していた・・・。
Kは妹に、青年と付き合っていることをWには絶対に言わないよう口止めさせていた。
Wが帰ってくるたびに、妹はKの真実をWに話そうとしたが、できないでいた。
Wが仕事でいない日は、子供をほったらかして、ほとんど青年とデートをしていたK・・・。
そして、青年も仕事をしていたが、いい給料ではなかったため、デートに必要な費用はKも出した。
KはWから、お金をもらっていたが、それだけでは足りなかった。
Kは、夜、たまにバーで働き出したのだ・・・ダンサーとして・・・。
もちろん、バーで働いていることもWには内緒であった。
Kが仕事やデートをしている間、妹が子供の面倒を見ていた。
この日、Kの携帯にWからメッセージが入った。
「明日帰る予定だったけど、今日の夜に帰れるようになった」と・・・
Kは、この日の夜も、青年とデートの約束をしていた。
Kは、携帯を部屋に置いて、洗濯をしていた。そのメッセージは妹が先に読んだ。
妹は、そのWからの携帯メッセージをKに見せることなく削除した。
夜・・・
Kは青年と午後8時にKのアパートの前で会う約束をしていた。
Kは、午後7時30分には用意を済ませ、アパートの前で青年が来るのを待っていた。
その時・・・
「ただいま」
Wが帰ってきた。
Kの血の気がうせた。
続く
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