カビラオへ… 後編

投稿日:2009年1月5日(月)

エアー切れで水面に浮上したら、嵐のような波・・・
我々のボートが、10mくらい離れたところにあったので、そこまで水面移動で向かおうとしましたが、
流れが速くて、全然進みません。それどころか逆にボートから離れてしまいました。
すると・・・
ゲストが3名、水面に浮いてきました。
水中は、透明度が悪く、はぐれてしまったので水面に浮いてきたようです。
近くにブイがあったので、私を含め4人はブイに移動・・・
しがみつきます。
もう一人、ゲストが少し離れたところで浮いていたので、これも回収し、
ブイに5人でつかまりました。
ボートに、回収してくれ・・・と合図を送ると・・・
ビーチに行けとの合図・・・
潮の流れは、ビーチを横切り、やや沖に向かって流れていました。
無理・・・
ビーチまで行けない・・・
ゲストの一人が、ビーチまで行けるのではないか・・・と泳いで行きましたが、
流れに勝てず、流され、他のボートにつかまりました。
この5人の他のメンバーは・・・・
ビーチに上陸して、こちらを見ています。
すごい波がブイにつかまっている4人を襲います。
波をかぶる度に、体力が消耗していくのがわかります。
ボートから、ディーゼルの入っていた空のタンクに、ロープをくくりつけたものが、
こちらに投げられました。
ブイから少し離れたところにそのタンクは落ちてしまったので、
私が、それを取りに・・・
すると、
もう一回投げようと考えたのか、
ボートマンが、タンクと引き上げてしまいました。
私がせっかく取りに行ったのに・・・
タンクにつないであるロープにつかまり、引き上げてもらいます。
生還・・・・
ビーチに逃れたグループも回収し、マクタンへ向かいます。
この時点で時間は、午後4時・・・
通常での2時間くらいかかる帰り道・・・
帰りは、向かい風・・・
さらに時間がかかりそうです。
ボートが波にぶつかる度に、体に海水がかかり・・・
さ…寒い・・・
段々と暗くなってきました。
そして、真っ暗に・・・
マクタン島に到着したのは・・・
午後9時・・・
家に帰って早く寝ようと思い
急いで家に帰ると、
待っていたのは、このカミさんの一言。
どこで遊んできたの!!
浮気してやる・・・