あるフィリピーナの過去 第6話 ④

投稿日:2012年5月10日(木)

あるフィリピーナの過去・・・・
ディスコで酔いつぶれてしまったA・・・
誰かがAを抱きかかえて運んでいる。
そして、部屋のベッドのAは寝かされた。
Aは、酔っているため視界が良く見えない・・・
Aを運んでくれた人が見えた。
上半身裸の男性が、ベッドの脇に立ち、Aを見つめていた。
それはAのボスであった。
Aは危険を感じ、立ち上がろうとしたが、すごく酔っ払っているため立つことができない・・・
ボスがAの服を一気に脱がした。
Aは抵抗する力がなかった。
下半身に激痛が走る。
Aはその激痛に耐えるしかなかった。
ボスは、何度もAを傷つけた。Aは、何も抵抗ができなかった・・・。
朝・・・、Aは目を覚ました。
下半身の痛みはまだ残っていた。
ベッドは血だらけだった。
Aはどこかのモーテルに寝かされていた。
ボスがAの隣で寝ていた。
Aはそっと起きて、モーテルから逃げた。
自力で、何とかAの下宿先に戻ることができた。
Aはその日、1日中部屋で泣いていた・・・
親友は、Aに話しかけては来ない・・・
親友は、昨晩の出来事をすべて知っていた。
そして、他の同僚に昨晩の話しているようだった。
親友とボスは、グルであったことをAは後に知ることになる。
翌日、仕事のとき、同僚は誰一人Aと口を聞いてくれなかった。
ボスだけがAに話しかけてくれていた。
Aは、ついにボスを受け入れた。
しかし、Aは、ボスを本気で愛することができないでいた。
彼がAの初めての相手であったことから受け入れることにしたのだ。
ボスに身体を許したのは、あのときのみで、その後、ボスに何度か求められたがAは断り続けた。
やはり、Aはボスのことを愛することはできなかったのだ。
1ヶ月が経とうとしたとき・・・
Aは身体の異変に気づいた。
妊娠したのだ。
続く
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