あるフィリピーナの過去 第4話 ③

投稿日:2009年7月7日(火)

あるフィリピーナの過去・・・
生活費を稼ぐために、セブシティへ出稼ぎにきたFとその妻・・・
妻は、バーのダンサーとして働き始め、Fは妻の勤めるバーではなく、違うバーの雑用係として働き始める。
妻は、決して体を売るような行為はしなかった。
そして、次第にも仕事にも慣れてきたころ、
妻が、客といっしょにどこかに出かけて行った。
バーから連れだされたのだ。
Fは、勤務終了後、いつものように妻の勤めるバーの前で妻が出てくるのを待っていた。
2人は、いつも仕事が終わると一緒に部屋へ帰っていたのだ。
しかし・・・
いつまでたっても妻がバーから出てこない・・・
いつもであれば、とっくにバーから出てきている時間なのに、まだ妻はバーから出てこなかった。
Fは、妻と同じバーに勤めるダンサーに妻のことを訊いてみた。
Fは、そのダンサーの言ったことに驚く・・・
何と、妻は、客と一緒にバーから出て行ったそうなのだ・・・。
妻が、客に連れだされたことにショックを受けるF・・・
妻のことが心配で仕方がない・・・。
その3時間ほど前・・・
妻は、まだバーにいた。
彼女には、韓国人の客がついていたのだ。
その韓国人は、友達2人と一緒にそのバーへ来ていてた。
彼女についている韓国人の友達には、妻の友達のダンサーが横についていた。
話が盛り上がり、みんなでこれから遊びに行こうということになった。
行先はビーチ・・・
ナイトスイミングをしようというのである。
妻についていた韓国人は、非常に紳士的だったので、彼女も安心していた。
妻は、すぐに帰る予定であった。
・・・というのはFと一緒に帰るつもりだったからである。
妻は、その韓国人について行った。
タクシー2台でマクタン島の韓国人たちが宿泊しているホテルへ向かった。
続く