フィリピン人の恋 第7話 ⑧

投稿日:2011年6月4日(土)

Cがカラオケで歌を歌うと、村中の若者が集まってきてCの美声に聞惚れた。
Cの弟は、Cに「一人で男のたくさんいるようなところに行くな、トラブルのもとだ」と忠告する。
しかし、Cはその弟の忠告を深刻に受け止めなかった。
土曜日の夜・・・
村のバスケットボールコートに野外ディスコがオープン。
近隣の村からも、多くの若者が集まった。
Cも、ディスコに参加をした。
2人一組でのダンスのとき、Cは村で一番ハンサムと言われている若者と踊った。
周りの若者は、ヒューヒューとCたちをからかった。
しかし・・・
その光景を、面白く思っていない人たちが多くいたのだ。
そのCと一緒に踊っている若者に嫉妬する若者・・・
Cと踊った若者のことを好きな村の若い女性・・・
Cは、村において敵を作ってしまったのである。
それを悟ったCは、隣村で行われたディスコに、古い男友達を呼んだ。
そして、その友達とダンスをした。
すると、それを見たCの村の若者は、そのCの友達をボコボコにしてしまったのである。
Cは、もう外で遊ばないほうがいいなと、そのとき思ったのであった。
ある日・・・
Cの携帯に、1つのメッセージが入った。
自己紹介から入り、Cの恋人になりたいという内容のメッセージだった。
Cの村からバイクで1時間くらい行ったところの町に住む若者からのメッセージであった。
Cの親戚がその町に住んであり、その若者はその親戚にCの電話番号を聞いてメッセージを送ったとのことであった。
その若者は、Cを町で見かけて以来、すっかりCに惚れ込んでしまったようだった。
Cには彼氏がいたが、彼氏はセブに住んでおり、たまにしか連絡して来ない、
Cの両親も、Cに彼氏とは別れたほうがいいと何回も言っていた。
そして、その若者が、Cの実家を訪ねてきた。
若者は、真剣にCの両親と話をしていた。
結婚をするという話であった。
Cの両親も、その若者を非常に気に入った様子であった。
結婚の話が、Cの知らない間に一気に進んでいた。
続く
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