フィリピン人の恋 第7話 ⑨

投稿日:2011年6月8日(水)

町の若者との結婚話が、Cの知らないうちに進んでいた。
若者は、2ヵ月後Cにプロポーズするという。
Cは一旦若者に電話でプロポーズは受け入れられないと断った。
若者は電話口で泣いていた。
それほどCのことが好きな様子であった。
確かにその若者はすごく優しい・・・
しかし、Cはその若者に対して真剣になれないでいた。
Cは、やはりセブの彼氏が好きだったのだ。
Cはそのことを、Cの両親に話すと、両親はCに対してあきれ果てた。
いつ結婚してくれるかわからない相手をここで待つのか・・・と・・・
そして、Cにとって
最悪のことが起こった。
Cの彼氏がついに、Cがバーで働き、男と夜をともにしていたことを知ってしまったのだ。
彼氏から、携帯にメッセージが届いた。
毎回、Cは彼からのメッセージを受信すると幸せな気分であった。
そのときも、彼からのメッセージを受信し、幸せを感じていた。そして、内容を読んだとき・・
Cは背中に寒気を感じた。
彼氏が、ついにCの秘密を知ってしまったのだ。
隠そうとしても、もう隠すことができないくらいの正確な情報を彼氏はCに投げつけてきた。
Cは彼の心がCから離れて行くのを、感じた。
いまさら、過去を後悔しても仕方がない・・・
正直に、そのときの状況を彼に話した。しかし、Cにも変なプライドがあった。
自分だけが悪いのではない、あなたも私を助けてくれなかった・・・
私は、あの時お金が必要だった
・・・と彼氏に返信したのである。
彼氏から返信があった。
Cは言い返すことができなかった。
彼氏は何も悪いことをしていない・・・裏切っていたのはCのほうであった。
彼氏は一途にCを愛していた。そして、Cをサポートしていた。
Cは、お金のコントロールができず、人にお金を貸したりして、返してもらえなかったり、
自分の生活するためのお金もとっておかず、家族に送金したり・・・
めちぇくちゃであったのだ。
彼氏は、お金のコントロールの仕方について、Cにしっかり教えていた。
しかし、Cは彼氏に教わったお金のコントロールの仕方をやっていなかった。
それで、お金が足りず、バーで働く・・・
彼氏からすれば、
「馬鹿かお前は・・・」
・・・である。
男目的でバーで働いたと思われても仕方がない状況であった。
Cは、彼氏から、見放されてしまったのだ・・・。
続く
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